国立館山海上技術学校blog

海校の日常をタイムリー(不定期になりますが・・・)に更新して参ります。

令和5年5月2日 この学校はどんな学校?

 先日、電話で『この学校は何を教えている学校ですか?』というお問い合わせがございました。そこで、改めて「国立館山海上技術学校」とは何をする学校なのか紹介しようと思い、本日の記事を作成しました。

 

 本校は一言で言うと「船舶に乗り組み海上で働く人(船員)を育てるための学校」です。

 

 ここで言う船舶とは、原油を外国から日本まで運んでくるタンカーや、荷物を港から港まで運ぶコンテナ船・セメント船、人や車を乗せて運ぶフェリーなど、一般的に20トン以上の大型の船のことを言います。この船舶を運航するためには法令で定められた海技士の免許を取る必要があります。
 この海技士の免許を取るためには、本来、数年間船舶で働いた経験(乗船履歴)と、筆記と口述の試験の合格が必要となります。しかし本校の本科と乗船実習科を合わせた3年半のカリキュラムを修了することで、必要な乗船履歴と筆記試験が免除されます。後は口述試験に合格すれば、卒業してすぐに船員として活躍するための必要な資格を取ることができます。
 また、海上技術学校は、国内で活躍する船舶(内航船)を運航する会社に広く知られている学校で、近年求人も多くいただいており、卒業生のほとんどが船員として就職しています。
 つまり、船で働きたいという方にはぴったりの学校です。

 

 本校は千葉県の房総半島の南部、気候も温暖で風光明媚な館山市に所在しています。
 本校は生徒寮があり、近隣の市や町のみならず、全国各地(北は北海道から南は九州)から船員になるために学びに来ている学校です。
 中学校を卒業した後の進路として、船に関心のある方は、是非、資料請求やオープンスクールへ参加してみてください。

 

①資料請求 https://www.jmets.ac.jp/tateyama/index2.php

②オープンスクール案内 https://www.jmets.ac.jp/tateyama/open_campus/index.html

 

参考資料)
 ①入学希望の方(海技教育機構) https://www.jmets.ac.jp/prospect.html

 ②学校紹介(海技教育機構) https://www.jmets.ac.jp/academic/index.html

 ③内航船の色々(外部サイト:内航海運組合総連合会) https://www.naiko-kaiun.or.jp/about/about05/

 

船の形をした校舎のある学校です

生徒寮からは館山湾をきれいに見ることができます

天気が良い日は富士山も見えます