9月20日に総合訓練として、船舶火災を想定した訓練を行いました。
緊急事態にならないことが理想ですが、万が一の時に命を守るための行動を学習します。
和やかな雰囲気ながら、生徒は皆真剣に取り組んでいます。
①酸素欠乏や一酸化炭素中毒に備えて、
酸素マスクをつけて初期消火をする方法を学びました。
②有毒ガスが発生するタンカーなどでは防護服を着て消火作業をする必要があります。
一人で着ることは困難ですので、着るだけでなく着せる方法も学びます。
③防護服を完全に着て消火するイメージです。
④船内火災を消火しきれない場合、命を守るために船外避難をすることになりますが、
海中で体温を奪われないようにするために必要な、イマーションスーツの着方も学習します。
⑤最後にそれぞれのケースで並んでもらいました。
(左から、消火器での初期消火、酸欠を防ぐため酸素ボンベを使っての消火、イマーションスーツ×2、有毒ガス火災に備えた防護服を着ての消火)
当校は船員を育てる学校の為、いろいろ特色のある授業を行っています。